VR猫の雑記ブログ

VR好きの猫(アバター)が猫のように自由気ままに生きるためのライフハック雑記ブログ

メタバースのバビ肉と言う話

私、メタバースをバビ肉として推す点については反対派です。それはメタバースが誤解されるから。一般に普及する十分なメリットがあるのに、オタク文化でキモいと誤解され敬遠され、返ってVRメタバースが衰退すると考えているので、バビ肉・お砂糖を前面に推すのは反対というスタンスです。

なお、以下の発言はあくまで私の認識なので人によって差異があると思います。いろんな意見を読んでみて自分なりの考えを見つけてください。

そもそもバビ肉・お砂糖って何?

バビ肉=バーチャル美少女受肉らしいです。これは、2Dや3Dの世界で、自分のキャラクター(アバター)を美少女にすることを指すようです。要はネカマみたいなものです。昔からある事象ですね。別に好きならやればいいじゃないかと思ってます。多様性もあるので。

お砂糖は、主にVRChatの世界で、女性とお付き合いする話から、仲の良い同性との関係性を指したりもします。明確な定義はないので人によってどのレベルのお砂糖を指すかは違います。ただ一番多いのは、男同士の仲良しでしょうね。なぜ男性同士が多いかと言うと、プレイヤーの7-8割以上が男性だからです。私はお砂糖は実質的に仲良しの言い換えを表す言葉なので、それ以上の意味はないと思います。

マスコミが大好きな刺激物であるバビ肉・お砂糖

マスコミは大好きそうですよね。頭にヘッドセット被った人が、同性同士で何かやっていると聞いたら、それは変なことを想像したくなる気持ちはわかります。でも現実には普通の人が多いです。どちらかというと男子校の放課後に仲の良い同性同士で遊んでいる、という方が正確です。そして実際にリアルでは普通に異性とお付き合いしている人も十分多いです。

発信元にも責任はある

この手の言葉は、マスコミに投下すればそれは食いついてくるでしょう。問題はそれを「投下すること」。掴みとして1回使うのは個人的には許容できるにしろ、2回も3回も、バビ肉・お砂糖を前面に推すのは、むしろ過去数十年に渡ってVRを積み上げてきた方々に失礼とすら感じます。VRメタバース全体はそういうものではないんです。

例えば事情があって動けない方も新しい体験ができるのは大きなメリットです。また家にいてもコミュニケーションが取れるのも大きい。しかもグローバルで関係性が構築できる。こんなツールは過去にないと思う。

こういう本質が報道されずに、バビ肉・お砂糖という一部の枝葉が報道されることは違和感でかない。なお、補足すると、バビ肉・お砂糖が好きであることを否定はしていない。好きならやれば良い。それで良いと思う。